木力館ブログ

木力館ブログ

久喜市内の団体様が木力館を見学されました

 

春の訪れが待ち遠しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

先日、久喜市内の団体様が木力館に見学にお見えになりました。
皆様を木力館2階にご案内し、木と自然環境のお話を披露しました。

館内でくつろいで頂きながら、木と自然環境の話を披露しました。
イグサの畳について説明している様子。

木造住宅を建てるにあたり、現状は輸入材が多く使われています。
しかし、輸入材の中には日本の気候風土に合わない木材もあります。
日本の気候は夏と冬の寒暖差が激しく、梅雨時期から夏にかけては湿度も高いという特徴がありますが、
海外の気候は温暖や寒暖差が少なく、安定した天候の環境で生育・植林されたものが多いため、変形やひび割れが発生してしまったりというケースが少なくありません。
そのような木材は湿度に弱かったり、温度変化に弱かったりする恐れがあります。

理想としては、国産材、さらに言えば地元で育った木を使って家を建てる事です。
材となる木が生育した環境、もしくはそれに近い場所でその材を使う事は、環境、気候風土の点から見ても材としての木にも優しく、
構造体が長持ちする秘訣でもありますので安心して暮らせます。

部分的でも取り入れてみる事により、より日々の暮らしが豊かになると思いますし、国産材を活用することにより、日本の山林が元気になる、とも思います。
 

木力館では、団体様による見学は事前予約制にて受け入れております。
見学をご希望の団体様は、木力館までご連絡ください。
日程や見学内容の調整等をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です