寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしですか。
今回は先日12月4日(日)に開催された「木力館2011演奏会」について、補足的なお話しをしようかと思います。
演奏会当日の詳細は、木力館ホームーページをご覧下さい。
さて、演奏会の中で、私(おやじ)による「木の話講演会」を少々させて頂きましたが、少々補足をさせて頂きたいと思います。
木と音楽は切っても切れない関係にあります。古来より、原始的な木製打楽器をはじめとして、現代の弦楽器や、伝統工芸品とも言える和太鼓などに代表される様に、多くの楽器には木が使われています。歴史的に見ても、世界各地で木製の楽器と言うのは多く有り、幾つかは現代に至るまで綿々と受け継がれています。
木は比較的身近な素材で、かつ、加工も容易です(樹種にもよりますが)。単に木片を合わせて叩いて打ち鳴らすだけでも音が出ます。調律をする事で、音の音階がうまれ、それは単純な「音」から「音楽」へと進化すると言う訳です。
最近では、音響機器(スピーカー)や、音楽堂(コンサートホール)などにも木が使われています。木は他の素材と違い、音を適度に吸収・反射するちからがあるため、こう言った使われ方も大変有効なのです。
木は比較的身近な素材で、かつ、加工も容易です(樹種にもよりますが)。単に木片を合わせて叩いて打ち鳴らすだけでも音が出ます。調律をする事で、音の音階がうまれ、それは単純な「音」から「音楽」へと進化すると言う訳です。
最近では、音響機器(スピーカー)や、音楽堂(コンサートホール)などにも木が使われています。木は他の素材と違い、音を適度に吸収・反射するちからがあるため、こう言った使われ方も大変有効なのです。
上の写真を見て頂ければお分かりになるかと思いますが、和太鼓の胴の部分は、木製です。木を丸くくり抜いて作ります。ケヤキ材が主流ですが、近年は良質な国産のケヤキ材が不足しているためやむなく別の樹種や、外国産の木が使われている事もあると聞きます。
こうして、楽器ひとつとっても明らかな様に、木はさまざまなところで意外な使われ方をして、気付かないけど木は実に身近な存在なのです。ぜひ皆様も木に興味を持っていただきたいと思います。
そのきっかけは何でも良いのです。木で出来たものを手に取って「この木は何だろう?」「どこから来た木だろう?」などと少し考えるだけでも、木に興味をもつきっかけになると思います。
そのきっかけは何でも良いのです。木で出来たものを手に取って「この木は何だろう?」「どこから来た木だろう?」などと少し考えるだけでも、木に興味をもつきっかけになると思います。
木力館(きりょくかん)では、そんな身近な木の「?」を解決します。また、材木屋としての知識と経験から、さまざまなアドバイスもできますので、木について何か困った事や疑問があれば、ぜひ木力館までお気軽にお越し下さい。お待ちしております。
木力館は毎日元気に開館、皆様のお越しをお待ちしております。本物の木を五感で体感できますので、お気軽にご来場ください。