木力館ブログ

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木力館脇の梅の花、今年も見頃になりました

 2月が過ぎるのも早いもので、明日から3月です。皆様いかがお過ごしですか?

 さて、木力館脇の梅が見頃を迎えました。写真に収めましたのでご覧下さい。

昨年剪定したせいか、今年も花は少なめです。
木力館脇の梅の花、今年も見頃です

 昨年再び梅の木を大規模に剪定したせいか、今年は花の数がかなり少ないです。しかし今年も、小さくも可憐で見事な花を咲かせて、スタッフや来館者の方の心を和ませてくれます。

 以前のブログでもお話ししましたが、ひとくちに「梅」と言ってもさまざまな品種があり、それぞれの梅によって花の香りが違うそうです。館長の私(材木屋のおやじ)は詳しく梅の花を嗅ぎ比べた事は無いのでよくわからないのですが、木力館脇の梅の花は、上品で控えめ、少し甘いような香りがします。
 また梅の花は時間帯によっても香り方が違う、と言う研究があるそうです。詳しくは他のサイトをご覧頂くとして、梅ならではの良さや特徴を知って頂ければ幸いです。

 しかし、これも色々なところでお話ししておりますが、「香り」というものは言葉や文章で表現はできても、その言葉や文章を相手に伝えたところで、伝えられた方に実際の香りが「わかる」のかと言うと大変難しい問題です。相手がそのものの香りをじかに嗅いだことが無いならなおの事「どんな香り・匂いがするか」と言う事をを伝えるのは困難なことだと思います。

 やはり皆様ご自身の五感による体感・体験こそが、より具体的に、そして直感的に分かる一番の方法だと思います。これは梅の花の香りに限らず、木の香りについても同じ事が言えます。皆様も、ぜひご自身の五感で体感してみてください。五感で体感すれば、その良さが直感的・本能的にわかります。まさに「百聞は一見に如かず」でしょうか。

 この時期は各地の公園や梅林等で、さまざまな品種の梅の花を楽しむことができます。梅の花の色合いの違い、そして香りも違いを楽しめるでしょう。
 古の時代では桜よりも梅が珍重された、と言う歴史もあります。ぜひ皆様も梅の香りをご自身で体感・体験して頂ければ幸いです。

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