2月も下旬ですが、このところ暖かい日が続いております。皆様いかがお過ごしですか。
さて、木力館脇の梅が見頃を迎えました。写真に収めましたのでご覧下さい。このところの暖冬傾向のせいか、満開になるのも早そうです。
一昨年に梅の木を大規模に剪定しましたが、あれから2年近くが経ち、梅の木も樹勢を取り戻しつつあるようです。今年も見事な花を咲かせて、スタッフや来館者の方を和ませてくれます。
以前もお話ししましたが、ひとくちに「梅」と言ってもさまざまな品種があり、それぞれの梅によって花の香りが違うそうです。館長の私(材木屋のおやじ)は詳しく梅の花を嗅ぎ比べた事は無いのですが、木力館脇の梅の花は、上品で控えめな甘い香りがします。
しかし、これもよくお話ししている通り、香りというものは言葉や文章で表現はできても、それで相手に実際の香りが「伝わる」のかと言うと大変難しい問題です。相手がそのものの香りをじかに嗅いだことが無いならなおの事「どんな香り・匂いがするか」と言う事をを伝えるのは困難なことだと思います。
やはり皆様ご自身の五感による体感・体験こそが、より具体的に、そして直感的に分かる最善で最短の方法と思います。これは梅の花の香りに限らず、木の香りについても同じ事が言えます。皆様も、ぜひご自身の五感で体感してみてください。五感で体感すれば良さが直感的にわかります。まさに「百聞は一見に如かず」でしょうか。
この時期は各地の公園や梅林等で、さまざまな品種の梅の花を楽しむことができます。梅の花の色はもちろん、香りも然りです。
古来は桜よりも梅が珍重された、とも聞きます。ぜひ皆様も梅の香りをご自身で体感・体験して頂ければ幸いです。