寒暖の差も幾分和らぎ、草木の芽吹きなどにより、春の訪れが身近に感じられるようになりました。皆様いかがお過ごしですか。
さて、今回は木力館裏の桜並木の様子をご紹介します。
本日撮影した写真です。桜の花は七分か八分咲きと言った感じでした。本格的なお花見シーズンはここ一週間くらいかと思われます。今年は例年に比べて開花が早いとの事です。
桜の木は、古来より日本人と深い関係があります。桜はその美しさ、そして短い間で散ってしまう事から、日本人の感性に強くうったえかけるものがあります。また桜にもさまざまな種類があり、代表的なソメイヨシノをはじめとして、多くの桜が見る人を楽しませています。
一方、材木屋の視点から「用材」としての桜を見た場合、「山桜(本桜、地桜とも言います)」という種類のものが、各種家具材、建築材、造作材、彫刻材、楽器の素材などに用いられています。また燻製で使う「スモークチップ」にも桜がよく使われております。
ともかく、日本人にとって桜は特別な存在であると言えましょう。後世に守り伝えていきたいもののひとつです。
木力館は毎日元気に開館、皆様のお越しをお待ちしております。本物の木を五感で体感できますので、ぜひお気軽にご来館ください。