木力館ブログ

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森林と水について

 梅雨明けしたと思ったら台風や豪雨、はては地震など、さまざまな災害が各地を襲っております。皆様くれぐれもお気をつけ下さい。またこれからお盆のシーズンになります。行楽の計画は十分なゆとりをもっておくと良いでしょう。木力館はお盆も休まず開館しておりますので、この機会にお越し下さい。

 さて今回は、森林と水について、お話しさせて頂きます。

 前回のブログにて、日本にも世界に誇れる豊富な資源があり、それは水と木材である、とお話しました。それなのに木材の8~9割は外国産の木(外材)に依存していると言う事も書きました。

 この事は水にも言える事で、日本の降水量は世界平均の2倍もあり、それらは日本の野山に降り注ぎます。日本の森林面積は国土の67%もあるので水には苦労しないはずですが、近年の地球温暖化か異常気象のせいか、川が荒れ、ぜい弱な山林が崩れてしまう事などがつい最近各地で起きている事はご承知の事だと思います。

            copyright:棋士&Jnn 2007

 また、これらの山林被害が海(港湾)にも流れ出し漁業にも被害をもたらしている事も事実であり、漁業組合が森林保護に協力している地域もあるそうです。
 水に恵まれた国に住みながら、日本国民は意外に水に悩まされている、皮肉な事実であります。

 しかし20~30年位前まで水を買うなどとは夢にも思いませんでしたが、現在ではそれが普通になってしまいました。
 日本の木材の輸入状況ではありませんが、日本では中型のペットボトル60億本も、これまた海外から輸入しているという話です。
 こんなに水に恵まれた国の民が、なぜそんな遠くから運ばれた水をわざわざ飲む必要があるのでしょうか?
 せめて国産のミネラルウォーターを飲むようにしたいものです。

 木力館では埼玉県の木や林業など、様々な情報を発信しております。ぜひお気軽にお越しいただき、木についての知識を体感して下さい。お待ちしております。
 また木力館は、7月より開催されている「埼玉県ものづくりスタンプラリー」にも参加しておりますので、お気軽にどうぞ。

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