木力館のすぐ近くを流れる元荒川では、末田須賀堰の水門が閉じ、さながら水郷地帯の様な美しい風景が広がっております。この時期、気候が穏やかな時は元荒川沿いの小径はとてもよい散策の場となりますので、ぜひお越し下さい。またその折にはぜひ木力館にもお立ち寄りください。
さて、木力館では、木にまつわる様々なお話しを来館した皆様にしております。また、来館された方からのご質問やご相談にも無料で応じております。最近多いのが、家づくりの相談、そしてリフォームの相談などです。
話や相談を聞きますと、2年前の東日本大震災、また近年各地で相次いでいる地震などの教訓からか、「耐震」という側面がとりわけ重視される様になっていると感じます。それは勿論人命と財産を守る為に重要な事です。ですが、何事も偏りすぎは良くないのと一緒で、「耐震」のみに偏ってしまっては、家づくりやリフォームも窮屈になってしまうのでは、と思います。
例えば、目に見える、または肌に触れる機会の多い床材や壁材などに無垢材、自然素材を使うなど、本物の木や自然素材をうまく使った家づくりやリフォームのやりかたもあります。出来るだけ本物の木や自然素材を使う事で、日々の暮らしがより豊かに、素敵になると私(おやじ)は思います。
そして本物の良さ、つまり無垢材や自然乾燥の木材、そして自然素材(漆喰や本物の畳など)は、本物をご自身の体、つまり五感で体感しないと、良さは分かりません。幾らここで文章や写真で紹介しても、伝わらないと思います。また機械の測定などでは数値化出来ない部分というのが、そこにあると思うのです。
例えば、あなたが今まで見た事も食べた事もない珍しい料理を初めて食べて、おいしかったと思ったとします。しかしそれがどんな味か、相手に正確に伝える事ができますか? それと同じ事です。木もそうです。「木」という漢字は読めても、実物を渡されるとそれが何か分からない人が殆どです。本物を五感で体感して知ってこそ、初めてその良さがわかるというものです。
こう言った「五感で体感」して得られることは、言葉や写真だけでは伝わりません。勿論、科学的な数値の測定をして、その値を見てもなかなか実感する事はできないでしょう。
しかし、「五感で感じる」ものというのは、日々の暮らしの中ではとても大切な事です。皆様もぜひ、木力館(きりょくかん)にお越し頂いて、本物の良さを五感で体感して頂ければと思います。
しかし、「五感で感じる」ものというのは、日々の暮らしの中ではとても大切な事です。皆様もぜひ、木力館(きりょくかん)にお越し頂いて、本物の良さを五感で体感して頂ければと思います。
木力館は毎日元気に開館、皆様のお越しをお待ちしております。本物の木を五感で体感できますので、ぜひお気軽にご来館ください。