先日、日本工業大学にて耐力壁載荷試験を行いました。実験には一般的な筋交い・金物固定の柱と、通し貫工法の柱の2種類を用い、それぞれの耐久性を比較しました。
上記の写真をご覧になればお分かりかと思いますが、簡単に申しますと、金物固定の柱は剛性が強過ぎて約2.5tの負荷で土台が割れ抜けてしまうのに対し、通し貫工法の柱は粘りがあり、4tの負荷を掛けてもまだ持ちこたえていました。実に興味深い結果です。詳細データは現在解析中なので、きちんとしたデータ的な結論が出るのは数日後だと聞いております。
これ以上はなにぶん専門的な事なので、ここで全てをお話しするとなるとこのブログだけでは書ききれません。くわしい結果や試験内容をお知りになりたい方は、木力館宛てにメールを下さるか、直接木力館までお越し頂ければ幸いです。試験の際の映像や画像も多数ご用意しております。
木力館ブログ
耐力壁載荷試験
2007年3月25日