本日、某大手住宅メーカーのバスツアーご一行様が、木力館と㈱大忠の製材施設を見学に来られました。
まずは木力館2階に案内し、皆さんに床に座って貰い、木の温かみと感触を確かめてもらいながら、木に関するお話しをしました。館長の私としても、お客様になるべく木について理解を深めてもらおうと、質問もどんどん受け付けました。家を建てる際の一助となれば幸いです。
次に、製材施設の見学です。
今回は実際に製材施設を稼動させ、桧の丸太の製材工程をお見せしました。今回お見せしたのは帯鋸(バンドソー)と呼ばれる機械で、刃の部分がベルトのように連続して繋がっており、それを高速で回転させ、材を切断します。
材を切った後は、皆さんに桧の匂いを体感してもらいました。切った直後の香りと言うのは木の本来の匂いが強く出るので、皆さんにとって貴重な体験であったと思います。
材を切った後は、皆さんに桧の匂いを体感してもらいました。切った直後の香りと言うのは木の本来の匂いが強く出るので、皆さんにとって貴重な体験であったと思います。
勿論、昔にはこのような便利な機械は有りませんから、基本的には全て人力で木を切り出し、削り、加工を行っていました。しかし素晴らしい加工精度と技術を有していたことは、現存する古民家や神社仏閣などの木造建築物を見ればお分かりになるかと思います。それらの技術は現在も継承され、各地で職人さん達が腕を振るっています。
皆さんも一度、木力館にお越し下さい。木と自然素材について、もっと知識が深まります。事前にご予約して頂ければ、製材施設の見学も可能です。お気軽にお問合せ下さい。