本日は、㈱無垢スタイル建築設計の方がお見えになり、木材について熱心に勉強されました。
「無垢style」と言えば、天然無垢材や自然素材にこだわった家づくりを手掛ける会社で、私(木力館のおやじ)としても何かの一助になればと、今回の研修会を引き受けました。
研修会の内容ですが、木力館の構造を見てもらい、木力館に用いた伝統工法(通し貫工法)に関する簡単な話を皮切りに、柱の背割れや柱材の強度について、在来工法と伝統工法の差、プレカットによる工法と職人の技による工法の違い、木材の樹種ごとの機能的な比較、木材に用いる塗料(ウレタン塗装、自然塗料による塗装)、無垢材と集成材の比較、無垢の木材の良さと(一般の)理解の温度差など、かなり専門的な分野にまで話が及びました。
また、デザイン的に興味をもたれたのか、木力館の無垢の螺旋階段について質問を受けました。集成材を曲げたのかと思われた様ですが、太い材からの削り出しである事、職人の技術はこれだけ高いと言うことを話すと、皆さん感心しきりでした。
今日の研修会が今後皆さんにとって何かのプラスになれば、私(おやじ)としても嬉しい限りです。
今回いらっしゃった無垢スタイルさんのサイトはこちらから。
無垢style
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皆様も是非木力館までお越し下さい。
木力館
木力館