小暑の折、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、木力館では、木造新築建て方工事の前準備を目の当たりにすることができます。
大忠の住宅事業部門である丸森ハウスが手掛ける、この伝統構法を用いた手刻み加工は、一般の方々にとってたいへん貴重な体験となるでしょう。
特に、伝統構法と手刻み加工の様子を間近で見ることができるのは、木力館ならではの魅力です。
木力館では、国内産の桧材と杉材を使用した土台、柱、梁の準備過程を公開しています。
これらの材料は、その美しさ、機能性、耐久性を兼ね備えており、丸森ハウスの家造りの基盤となっています。
また、これらの材料選択は、丸森ハウスが国内の資源を活用し、地域に貢献するという姿勢を示しています。
さらに、令和5年9月の建て方工事に向けて準備中の伝統構法と手刻み加工の実演も、令和5年8月後半まで見学する事が出来る可能性があります。
(日曜祝日や大工さんの都合により手刻みが行われない日もございますのでご了承ください。)
手刻み加工とは、構造躯体の各部材を接合するためのホゾやホゾ穴、継手関係を木材に加工する技法のことを指します。
この手法は、伝統的な日本の建築技術を活かし、長持ちする家造りを実現しています。
木力館の見学サービスは、これらの工程を目の当たりにするだけでなく、その背後にある丸森ハウスの哲学や技術への取り組みを理解する機会でもあります。
これは、ただ家を建てるだけでなく、その過程を共有し、より多くの人々に木造建築の魅力を伝えることを目指しています。
今回は限られた期間ではありますが、木力館では今後もこのような情報を発信していきたいと考えています。
伝統構法や手刻み加工など、日本の建築技術の素晴らしさをより多くの人々に知ってもらい、その価値を再認識してもらうことが、私たちの目指すところです。
また、私たちはSDGs(持続可能な開発目標)を意識し、地球環境に配慮した活動を行っています。
これからも、丸森ハウスと木力館をよろしくお願いいたします。