木力館のとりくみ

団体へ向けてのとりくみ

日本木材輸出振興協会の皆様が見学されました

 まもなく7月。皆様いかがお過ごしですか?

 さて昨日、日本木材輸出振興協会の皆様が「2021日本木造技術研修会」の一環として木力館を見学されました。製材見学の他、木力館の館内見学を実施しました。

製材見学の模様。
弊館学芸員による館内施設の解説。
木力館の前で記念撮影(提供:日本木材輸出振興協会)
記念撮影。左から、研修会に参加された東京大学名誉教授岡野健氏、木力館運営元の(株)大忠代表取締役大槻文兵、木力館館長大槻忠男。

 今回の「2021日本木造技術研修会」には日本、中国、ベトナム、フィリピン、スリランカの5ヵ国から計31名の方が参加されました。また今回の研修会には、以前館長の私(材木屋のおやじ)と対談を行った東京大学名誉教授岡野健氏も参加されており、久々の再会を喜びました(過去の対談の模様はこちらからご覧いただけます)。

 製材見学及び館内見学を通じてお伝えしたかった事は、ずばり一言で表すなら「木のすばらしさ」です。
 現在はコロナ禍の影響で国際的な木材不足(ウッドショック)が起きるなど、現在木材や木を取り巻く環境は激変しております。それは日本のみならず全世界的な事態として波及しておりますが、まずは一材木屋として、木の良さを皆さんに知って頂き、五感で体感して頂く事で、木に対する見方や捉え方を変えて頂ければと思います。

 少しでも、参加された方の一助になれば幸いです。